北海道マラソン・クリーン宣言


30回目を迎える北海道マラソンは、クリーン宣言をします。

HM-clean

 

コース上に散乱する紙コップをできるだけ減らしましょう。
そのためにゴミ箱の数を増やし、路上へのポイ捨て防止をランナーに声を大きくして呼びかけます。
美しいサッポロの街で美しい北海道マラソンを実現しましょう。

北海道マラソンは国内ではただ一つの盛夏の大規模都市マラソンです。
熱中症を防止するためにも給水は欠かせません。
そのため大会ではたくさんの給水ポイントを設け、給水ボランティアの活躍で、大量の紙コップによる給水を行っています。

給水地点でランナーが飲み、その場に投げ捨てた紙コップが二重三重に散乱する光景がなかば日常化していました。

しかし、このコース上の大量ごみの回収に時間がかかり、コースの交通解除が遅れてしまう問題が起きています。
また、ランナーにとっても濡れてぐちゃぐちゃになった紙コップに足を取られて転倒するなどの危険な状況も起きます。

この問題を放置するわけにはいきません。
30回大会ではこの紙コップ散乱防止に本腰で取り組みます。

コース散乱のコップ 減らす取り組み始動

まず、紙コップを捨てるゴミ箱のまずと配置を見直します。
「紙コップを手にもって少し走ったらゴミ箱がなくなった」という声には、給水所から離れた位置のゴミ箱を増やします。
その増設ゴミ箱のゴミ回収、周囲の清掃のための専門スタッフを配置します。

もう一つ、ランナーのマナーアップを目指します。

マラソンランナーがコース上にごみを捨てることは、明らかにマナー違反です。
いくらタイム更新を目指していても、紙コップ、スポンジをゴミ箱に捨てるよう、事前にも大会当日のコース上でもアピールします。

最近のランニングパンツ、スカートにはポケットのついているものも多くなっています。
ゴミ箱が見当たらないときは、捨てないで次のポイントまで持って行くよう呼びかけます。

ボランティアの皆さんにも、クリーンマラソン実現をお願いします。
給水ポイント周辺での紙コップ、スポンジごみの片づけを、より徹底して迅速に行うようお願いします。
各給水ポイントには、散乱紙コップ回収用の雪押し具(ハンドラッセル)を一本ずつ配備します。

各ポイントごとに紙コップ清掃の手順を話し合い、要員を準備していただきたくお願いします。