北海道マラソンチャリティーエントリー(2016年)

道南農福連携ネットワーク (せたな)

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(トウモロコシの選果作業 : 作業工程を細かく分けその人の特性に合った作業を提供しています。)

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(育苗箱並べ : 高齢化により労力不足になった農家へ出向き作業しています。)

 

活動資金への御寄附心より感謝いたします。

道南地方は温暖な気候を生かし水稲をはじめ野菜や花卉、果物など様々な作物が栽培され、酪農や畜産も盛んで多彩で豊かな農業地帯となっています。しかし、近年では高齢化と後継者不足が進展し、農業の担い手・労働力の不足が大きな課題となってきています。

一方、障がい者といわれている人たちの社会参加や共生社会の実現などが唱えられ久しいですがなかなか進展しない状況です。道南地方においても生き生きと働ける就労の場、安心して暮らせる場の確保など課題が山積しています。

この様な現状の中、道南農福連携ネットワークは農業と福祉のより良い連携を目指し、2015年3月に道南に住む農家や福祉施設関係者によって設立されました。農業の労働不足解消、障がい者雇用の拡大、社会参加の促進を目標に、定期的に講演会やお互いの現場訪問を実施し、自らの現場での実践に役立てています。