北海道チャリティーエントリー(2019)自然・環境分野

自然・環境分野4団体

NPO法人北海道シマフクロウの会(札幌、理事長 横内龍三さん)

シマフクロウは日本では北海道のみに生息する世界最大のフクロウ。その情報発信や保護活動支援のため2013年に任意団体として設立。2019年にNPO法人になった。

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このたびは北海道マラソンチャリティー事業に係る活動助成金贈呈先に選定いただき有難うございます。当NPOは、北海道の生物多様性保全推進に向け、その表象としての絶滅が危惧される希少生物「シマフクロウ」の保護に関し、情報発信、啓蒙活動を進めるとともに、生息地で実際の活動に当る関係者の方々の支援を主な目的としています。皆様からの寄付金は、当NPOの活動目的に則り活用させていただきます。

市民ボランティア団体・深川ひきがえるバスターズ(深川市、会長・八谷和彦さん)
急増中の国内外来種アズマヒキガエルを地域から駆逐する活動に、住民が連携して取り組んでいます。今シーズン(2019)は、12か所の溜め池などで延べ430人がカエル7,341匹(総重量約450kg)を捕獲し、ほとんどの池で繁殖阻止に成功。また、古い溜め池5つを重機で潰したほか、同じ水辺に住む特定外来生物アライグマの駆除活動も始めました。重機や軽トラのレンタルで会の会計は火の車、この度の活動助成金は活動を続ける命綱となりました。

 

 

厚沢部町河川資源保護振興会(厚沢部町、会長・坂本和晃さん)

昭和47年に設立されて以来、厚沢部川の豊かな自然と水辺環境を生かし、子供たちが郷土の自然を学び、体験できる場として、様々な自然体験学習(カワヤツメ、アユの人工授精・飼育体験、稚鮎の放流体験、親子川釣り大会・川の生き物観察会、小学生対象アユ友釣り体験等)や啓蒙活動を継続的に実施してきました。
また、カワヤツメやアユの人工授種苗の生産・放流を長年に亘り実施するとともに、河川清掃事業を実施し、生物多様性と河川環境保全に努めてきました。
今回はチャリティーの貴重な浄財から寄付金をいただき、心より感謝申し上げます。

 

網走川流域の会(網走市、会長・新谷哲也さん)

このたびは私ども「網走川流域の会」を活動支援団体に選定いただきありがとうございます。
当会は、網走川流域が育む豊かな海と大地の恵みを次世代に引き継ぐことを目的とし、平成27年3月に網走川流域のすべての農協・漁協・森林組合、自治体および大学、企業、NPO、その他団体等により設立しました。
主な活動としましては、上流から下流までを同じ日に一斉に清掃する「網走川流域一斉清掃」や子供たちに網走川流域の自然や産業の豊かさを教える学習事業などを行っており、今年からは近年問題となっているマイクロプラスチックの調査も開始しております。
今回いただきました助成金につきましては、今後の当会の事業運営に有効に活用させていただきたいと思います。この度は誠にありがとうございました。