一般社団法人大雪山・山守隊
大雪山国立公園の荒廃する登山道の整備とその周辺の生態系を回復させることを目的に2018年に設立されました。
活動には2つの柱があります。1つは「近自然工法」という、力任せの土木工事でなく時間はかかりますが自然の摂理に沿って自然の回復力に期待する整備工法を採用していること。2つ目は関係行政機関だけではカバーしきれない部分を産・学・官・民の協働作業で行う形態を採用していることです。
こうした手法を大雪山から広く全国に発信しており、北は知床、南は屋久島や小笠原を含む日本全国に波及しつつあります。最近では山岳トレイルランニングコースにおいてもこうした問題が顕在化しつつあり、その場所に行って指導も行っています。
ご寄付は北海道だけでなく各地での登山道整備と生態系回復のために有効に利用させて頂きます。
植生ロールの敷設 人力で行う荷揚げ作業