北海道マラソンチャリティーエントリー(2025)寄付先指定

認定NPO法人北海道こどもホスピスプロジェクト

小児がんをはじめとする重い病気のこどもとその家族は、長い入院や治療のために日常の暮らしから離れ、孤独や不安の中で過ごすことが少なくありません。治療のため家族が離ればなれになり、外泊許可が出ても病院と自宅の距離が離れていると簡単に帰宅できないこともあります。「病気があっても、家族が共に過ごし、笑顔になれる時間をつくりたい」―その思いから私たちは活動しています。活動の柱は大きく3つあります。
1.「くまさんち」運営
北海道では専門の治療を受けるために道内各地から札幌市内の病院へ来ているこどもたちがいます。くまさんちは遠方から札幌市内の病院に通院するこどもや家族が、入院中の外泊時や外来通院の前後に利用して移動の疲れをいやし、きょうだいや両親と心穏やかな時間を過ごしてもらうための施設です。
2.「“生きる”を実感できる体験の場づくり」
キャンプや野外活動を中心に、家族で一緒に自然や文化を楽しむプログラムを実施しています。活動場所は「支笏ガイドハウス かのあ」の協力のもと、支笏湖が中心ですが、2025年度は支笏湖に加えて、屈斜路湖・旭川エリア・サホロ湖でも開催。その他、ユニバーサルおやこコンサートなど誰でも楽しめるも企画も開催しています。患児だけではなく、きょうだいさんも一緒に、家族全員が「生きる」を実感できるワクワク体験の場をつくっています。
3.「いま治療を頑張っているこどもたちへワクワクを届ける」
小児科病棟を訪問して、入院中のこどもたちへ演奏や創作ワークショップを届けています。辛い治療を頑張っているこどもたちにとって、少しでもこころがワクワクする愉しい時間となり、同時に入院に付き添うお父さんお母さんにもひとときの笑顔の時間を届けたいと思っています。
私たちは「生命を脅かす病気や障がいがあっても、家族が安心して過ごせる居場所」「家族全員が今この瞬間の喜びを感じられる社会」を目指して活動しています。