北海道マラソンチャリティーエントリー(2018年)

自然・環境分野3団体

尻別川の未来を考えるオビラメの会

尻別川は、絶滅危惧種イトウ(サケ科)野生個体群の生息南限です。その絶滅を防ぎ、イトウたちが健康的に世代交代できる環境を取り戻そうと1996年、当会が結成されました。無数の小ダムによる往来阻害など、絶滅要因を関係機関との協働でひとつずつ取り除きながら、国際指針に準拠した「再導入」を進めています。貴重な寄付金は、イトウ飼養施設「有島ポンド」の運営費などにあて、地域の生物多様性保全に貢献してまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

石狩川流域・湿地・水辺・海岸ネットワーク

いしかり海辺ファンクラブ、雨竜沼湿原を愛する会、カラカネイトトンボを守る会、新篠津ツルコケモモを守る会、ふらっと南幌、宮島沼の会、北の里浜花のかけはしネットワーク、北海道希少生物調査会、北海道NPOサポートセンターの、石狩川流域で湿地の保全・活用に取り組む9つの団体がネットワークを構成、それぞれの団体が湿地のもつ豊かな価値を多くの人々に伝えるための活動を展開し、ネットワークを通じて情報を発信しています。

石狩川流域には、100年ほど前まで広大な湿原があり、多種多様な野生生物や人間がそこで暮らしていました。 いまでも各地には湿地(湿原・沼・海岸)が残されており、希少生物をはじめとする多様な生き物のすみかになっています。

 

EnVision環境保全事務所 

 

私たちEnVision環境保全事務所は、 「空間・時間・人・情報・自然をつなぎ、生物の多様性が保 全されている社会づくり」に寄与していきたいと考えています。その実現のために必要と思われる、 以下の5 つの事業を柱に活動をしています。

  1. 情報公開の推進
  2. 野生動植物の調査研究
  3. 環境教育・普及啓発
  4. 国際協力
  5. 政策提言

いただいたご寄付は ① 未来を担う子どもたちが、より身近に自然と接するための活動 ② ヒグマの生態や痕跡の見分け方のレクチャーやフィールドワークを通して、より安全に野 外活動を楽しんでいただくための市民向け講座 などに使わせていただこうと思います。

ご寄付をお寄せいただいた多くのランナーの皆さま、並びに関係者皆さまに心より感謝申し上げ るとともに、皆さまのご期待に沿えるよう、今後も努力して参ります。

(EnVision環境保全事務所職員一同)