公益財団法人知床自然大学院大学設立財団

野生動物と人間社会の間に生じたさまざま問題の解決と、共生のための新しい思想・技術を創出し、その実践を担う野生動物管理の専門家（ワイルドライフマネジャー）養成の実現を目指しています
世界自然遺産・知床は、行政、地域住民、研究者、企業・団体の関係者が、貴重な自然環境に対する研究や保全対策に手を携えて取り組んできた実績と経験が蓄積された地域です。これらの蓄積を日本や世界各地の共通資産としてシェアするため、知床自然大学院大学（仮称）の設立構想が生まれました。
実現のために賛同者と資金を募る財団が設立され、2016年からは現場教育や実践的トレーニングに重点をおいた「知床ネイチャーキャンパス」を開催。学びの対象者を大学生・大学院生・現場の担当者らから、高校生や一般住民にまで拡大して、調査や人材育成の活動を続けています。