北海道チャリティーエントリー(2022)スポーツ・文化・地域おこし分野

NPO法人西興部村猟区管理協会

エゾシカの生息数増加は樹木の食害や交通事故などの問題を引き起こしていますが、西興部村ではエゾシカを地域資源と捉えて、2004年にNPO法人として誕生した猟区管理協会が、さまざまな価値を生み出す取り組みをしています。捕獲したエゾシカは、肉だけでなく、角や皮からも製品化を図っています。また、ガイド付きエゾシカハンティングのツアーによる観光振興、大学生実習の受け入れによる人材育成、村内の小学生を対象にしたワイルドライフ教室の開催など。猟区の管理に止まらず、これらの複合的な取り組みを通じて、エゾシカの地域管理システムのモデル構築を目指しています。

写真説明 新人ハンターセミナー