北海道チャリティーエントリー(2022)自然・環境分野

辻井達一ラムサール湿地基金

私たちが住む北海道は、全国にある湿地のうち8割以上が集中する湿地の宝庫です。
国内におけるラムサール条約に登録されている湿地53か所のうち、13か所が北海道にあり、ほかにも大小さまざまな湿地が各地に点在しています。
しかし、そのいくつかの湿地は再生可能エネルギー発電施設などの開発により、保護が難
しくなっており、ラムサール条約の精神である「保全・再生」「ワイズユース(賢明な利
用)」「交流・学習」などの手法により保全していくことが重要です。
公益財団法人北海道環境財団では、初代理事長である故・辻井達一先生の功績と遺志を継ぎ
、これらの湿地を後世に引き継いでいくため、『辻井達一ラムサール湿地基金』を設立し
ました。
現在、基金造成のため広く寄付金を募集しており、目標額(1千万円程度)に達した際には、湿地保全活動のために支出する予定です。

写真説明 辻井達一北海道環境財団初代理事長