北海道チャリティーエントリー(2023)寄付先指定

NPO法人シマフクロウ基金

シマフクロウ基金は1993年に、ある故人の「遺産をシマフクロウの保護に役立てて欲しい」というご遺志をきっかけに、任意団体として創設されました。
環境庁(当時)が設置したシマフクロウ保護増殖検討会の意見を聞きながら、国による保護増殖事業では手の届きにくい給餌場の維持管理、調査研究への助成、普及啓発の為のパンフレット制作など、様々な保護活動を行ってきました。これまで、多くの方々から頂いたご寄付により活動が支えられてきました。
近年、多くの関係者による長年の保護活動により、シマフクロウの個体数は減少から、微増傾向へ転じています。これに伴い、シマフクロウの生息域は徐々に広がり、保護活動も広域化してきていています。直接シマフクロウを保護する手法だけでなく、環境整備や普及啓発など、シマフクロウ基金の果たすべき役割も多様化してきています。
当基金はこれまで任意団体として活動してきましたが、今後ますます多岐にわたるであろう保護活動をさらに活性化させ、生息環境を含めたシマフクロウの保護、調査研究、普及啓発を図るため、2022年3月からNPO法人として活動しています。