北海道マラソンチャリティーエントリー(2017年)

自然・環境分野

NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク

 

この度は当法人を活動支援団体に選定していただき、誠にありがとうございました。

サロベツ湿原は、地平線の彼方に利尻山を望む国内最大の高層湿原です。利尻礼文サロベツ国立公園に指定され、ラムサール条約にも登録されており、貴重な動植物の宝庫です。

当法人は、サロベツの豊かな自然環境を次世代に引き継ぐことを目的に平成16年に設立され、現在は約220名の会員の方々と共に海岸清掃や植樹活動、子ども達への環境教育、野生動植物の調査や保全活動などを地域に根差して行っています。

今回いただいたご寄附は、サロベツ地域で未来の環境リーダー育成を目指す小学生向けプログラムの備品購入のために使わせていただきます。

温かい寄附をお寄せいただいた多くのランナーの皆さま、並びに関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。機会がありましたら雄大な自然に恵まれたサロベツへぜひお越し下さい。湿原を渡る爽やかな風が皆さまをお待ちしています。

(代表理事・吉村 穣滋様)


NPO法人もりねっと北海道

NPOもりねっと」は、「人をつなぐ」「森を活かす」をキーワードに、旭川を拠点として2006年に設立しました。

森を手入れしたり、四季を楽しんだり、木の家具と暮らしたり…。そんな森との付き合いが広まるお手伝いをしたいと考えています。

 活動分野は「森の手入れ」「循環利用」「環境教育」です。

 生態系に配慮した間伐や道づくりを行うモデル事業を行い、技術開発や研修を行っています。個人や団体の「森の相談」も引き受けています。森の恵みを熱利用する循環型森林バイオマスにも取り組んでいます。

 「森の環境教育」は幼稚園児や小中学生が対象です。木の実や葉っぱを集めると、形の違いや手触り、色合いなど、木々がいろんな個性を持っていることに気づきます。自然を五感で受け止めて育った子供たちは、森を守り、活用する大人になってくれると信じています。寄付金は、こうした木工クラフトや森遊びのツールに活用させていただきます。

(代表・山本 牧様)


NPO法人エトピリカ基金

 

私達の活動は、道東の小さな町である浜中町の「町の鳥」エトピリカの保全を目的に始まりました。

絶滅危惧種であるエトピリカはもうここでは繁殖はしていませんが、私達が考案し旧繁殖地の海に浮かべたデコイ(人形)に寄ってきているのが見られています。
いつか繁殖地とし復活するのを夢見、地域の子供たちとデコイの補修や海鳥学習に観察会を行なっています。
また、現在ではこの地域で繁殖している他の海鳥やアザラシなどの調査に加え、範囲も釧路・根室地方に広げつつあります。
普通種と思われていたカモメ類やウミウなどが減少している現状があり、将来はエトピリカのように絶滅の心配がある対象になるかもしれません。
こうした状況を把握し発信していくのも私たちの役目だと考えています。

今回いただいたご寄付は、子供たちとの海鳥学習や調査活動に使わせていただきたいと考えています。
この度は、誠にありがとうございました。

(理事長・片岡義廣様)