認定NPO法人Kacotam
「Kacotam(カコタム)」が目指すのは「学びの機会格差問題」の解決です。「か」んがえる、「こ」うどうする。「た」のし「む」から4文字を合わせて「カコタム」の名称ができました。
経済的理由や保護者の病気、また虐待など様々な理由から学びの機会が失われている子ども・若者たちに、まわりの環境に左右されないような楽しい学びの場を提供し、彼らの可能性を伸ばす取り組みを2012年から続けています。
その中心となるのが拠点型の学習支援。札幌市内や近郊など道内10か所の会場で、普段使っている教科書、ワークなどを使った対面指導を行っています。ビデオ通話やチャットなどを利用したオンライン型の学習支援、児童養護施設やファミリーホーム、母子生活支援施設など、社会的養護に関わる児童福祉施設の子ども・若者を対象とした学習支援も実施しています。
このほか連携する団体や企業、ボランティアスタッフの特性を活かしながら、学習のねらいをもって企画・実施する活動型学習の「体験カコタム」、プログラミング体験会や太陽光発電実験、ペットボトルロケット製作、料理の化学実験などで子どもたちの科学への関心を高める「カコタムラボ」などの取り組みも行っています。